令和6年度修了生インタビュー
2025.08.19
お知らせ
昨年度の「My work stepプログラム」修了生で、本事業で出会った企業で就業中のFさんにお話を伺いました。
【修了生プロフィール】
Fさん:40代 小学4年生、2年生の二児の母
選択コース:データ分析・業務効率マスターコース
前職では、財団法人や民間企業で一般事務としてキャリアを積み、新人育成やシステムサポートなどの業務に従事。結婚を機に退職し、出産・育児に専念していたものの、気づけば10年以上のブランクが…。
再就職への一歩を踏み出すのに不安を抱きつつも、働き方が大きく変化した今、まずはITスキルを身につけようとプログラム受講を決意。
その後、「女性と企業の交流会」で出会ったIT企業で事務職として勤務を開始。新しい環境の中で少しずつ自信を取り戻しながら、日々成長を続けている。

☆まずはプログラムに応募しようと思ったきっかけを教えてください。
Fさん:
子どもが小学生になったら働ける時間ができると思っていたのですが、実際に小学校へ上がってみると、思い描いていたようにはいかず、まだまだ子どもに手がかかってしまい、なかなか自分の時間が持てませんでした。
そんな時、たまたまInstagramでこの事業の広告を見つけ、「こういうのもあるんだ」と気軽な気持ちで応募しました。
もともと仕事を退職したときは、こんなに長期間離職するとは思っていませんでした。
上の子が幼稚園に上がった時も、子どもの通院で復職できず、小学校に上がってからもタイミングが合わず、気づけば10年以上仕事から離れてしまっていました。
自分自身にも自信がなく、子育てをしながら自宅でも働けるスキルがほしいなと思っていたところに、この事業の広告が目に留まりました。
求人サイトに応募するのは少しハードルが高いと感じていましたが、福岡県の事業という安心感もあり、内容を見たときに「お母さん向けの内容で、オンライン講座なら家で子どもを見ながら受講できる」と思い、応募を決めました。

☆復習はどんなことを重点的に行いましたか?
Fさん:
リアルタイムの講座では先生の話についていくのが難しく、復習しながら「なぜここでつまずくのか」を考え、わからないところを克服していきました。
復習はとても大事だと思います。
☆復習時間はどうやってやりくりしましたか?

Fさん:
正直、時間の確保はなかなか難しかったです。
途中でテストがあったので、それに向けて気合を入れて(笑)、頑張ろうという気持ちで取り組みました!
☆そういった状況でも最後までやりきることができたのはなぜだと思いますか?
Fさん:
テストを通して少しずつ理解が定着していることが実感できたこと、そして「こういうことができると便利だな」と思えたことが大きかったです。
☆「女性と企業の交流会」に参加してみて、どうでしたか?
Fさん:
交流会はとても緊張して、最初は心臓がバクバクでした。
でも何度か経験するうちに、少しずつ自己PRも上手くできるようになったと思います。
参加前の書類作成も苦労の連続で、一人で完成させるのはとてもハードルが高かったです。
セミナーで自分自身を深掘りしたことが役立ち、キャリアコーチにもたくさん助けていただきました。

☆交流会を振り返って、「こうすれば良かった」と思うことはありますか?
Fさん:
当時は自信がなかったので…。過去にやってきたこと、これからやれること、やりたいことを、企業の方にもう少し具体的にアピールして伝えられたら良かったなと思います。
でも、あの時の自分にできることは全部出し切ったと思っています!
☆その頑張りが、今のお仕事につながったのですね。
Fさん:
そうなんです。去年の今頃はまだ受講中でした。今こうして仕事をしていることが信じられません。
この事業を選んで本当に良かったと思います。一人ではできなかったので。
☆採用にあたってトライアル就労を活用されましたが、いかがでしたか?
Fさん:
私も企業の方も「お試し」という感覚だったので、気持ち的にとても入りやすかったです。
☆現在のお仕事の内容を教えてください。
Fさん:
週4日、9時から15時のパート勤務です。
基本的には事務のお仕事で、一部総務の業務も担当しています。
県外の部署の方と連携を取りながら業務をサポートし、少しずつ仕事を覚えているところです。

☆現在のお仕事で、学んだことは生かせていますか?
Fさん:
ようやく業務に慣れてきたところですが、「あっ、ここはあれが使えると便利だな」と思う場面がいくつかあり、少しずつ取り入れています。
時短勤務なので「効率化」はとても重要視しています。
☆リモートワークはありますか?
Fさん:
完全出社スタイルです。最初は在宅勤務を希望していましたが、外に出てみると気分転換にもなり、家族にも優しくなれます(笑)。
意外だったのは子どもたちの変化です。「お母さんが頑張っているから、自分たちも頑張る」と言ってくれて、学校生活も問題なく過ごしています。
☆お子様の成長も頼もしいですね。ブランクも長かった分、生活スタイルの確立は大変だったと思います。

Fさん:
今は「おはよう」から「おやすみ」までフル活動です!
子どもの習い事、宿題、寝るまでのお世話をしていると、平日はあっという間。
週1回の仕事がない日に授業参観などの行事を済ませています。
職場の方も退社時間になると協力して送り出してくださり、とてもありがたいです。
その忙しさのおかげで、毎日よく眠れています!(笑)
☆今後のキャリアについて、どんなふうに考えていますか?
Fさん:
キャリアアップを目指していきたいです。今は週4日パートで働いていますが、子どもに手がかからなくなったら、もう少し勤務時間を延ばして働きたいと思っています。
☆受講前と今で、ご自身の変化に気づいたことはありますか?
Fさん:
自分ではあまり気づいてないんですけど、もしかしたら「働く女性の顔」になってるかも?
少しずつ自信がついてきたんだと思います。
☆本当にそう思います。今日訪問した時に、Fさんが出てきてくれた瞬間、とても素敵な方だと思いました。安定感もあり、もう何年もここで働いていらっしゃるような、そんな印象です。良い企業と巡り合えて良かったですね。最後に今期の受講生へ、メッセージをお願いします。
Fさん:
交流会を通じて、さまざまな働き方を提案してくださる企業の方との素敵な出会いがありました。
自分一人の活動では、今の働き方を見つけることはできなかったと改めて感じています。
受講することを選んだ小さな一歩が、きっと新しい道へとつながっていくはずです。
「自分がどう働きたいか」をできるだけ具体的にイメージして、無理のない働き方ができるよう、心より応援しています。
いかがでしたか?ブランクがあっても、学び直しと出会いを通じて、自分らしい働き方を見つけることができる——そんな希望を感じさせてくれるインタビューでした。
一歩ずつでも前に進めば、必ず道は開けていきます。
自分のペースで、自分らしい未来を描いていってください。
事務局も令和7年度の受講生の挑戦を心から応援しています。
2025.08.19
お知らせ
昨年度の「My work stepプログラム」修了生で、本事業で出会った企業で就業中のFさんにお話を伺いました。
【修了生プロフィール】
Fさん:40代 小学4年生、2年生の二児の母
選択コース:データ分析・業務効率マスターコース
前職では、財団法人や民間企業で一般事務としてキャリアを積み、新人育成やシステムサポートなどの業務に従事。結婚を機に退職し、出産・育児に専念していたものの、気づけば10年以上のブランクが…。
再就職への一歩を踏み出すのに不安を抱きつつも、働き方が大きく変化した今、まずはITスキルを身につけようとプログラム受講を決意。
その後、「女性と企業の交流会」で出会ったIT企業で事務職として勤務を開始。新しい環境の中で少しずつ自信を取り戻しながら、日々成長を続けている。

☆まずはプログラムに応募しようと思ったきっかけを教えてください。
Fさん:
子どもが小学生になったら働ける時間ができると思っていたのですが、実際に小学校へ上がってみると、思い描いていたようにはいかず、まだまだ子どもに手がかかってしまい、なかなか自分の時間が持てませんでした。
そんな時、たまたまInstagramでこの事業の広告を見つけ、「こういうのもあるんだ」と気軽な気持ちで応募しました。
もともと仕事を退職したときは、こんなに長期間離職するとは思っていませんでした。
上の子が幼稚園に上がった時も、子どもの通院で復職できず、小学校に上がってからもタイミングが合わず、気づけば10年以上仕事から離れてしまっていました。
自分自身にも自信がなく、子育てをしながら自宅でも働けるスキルがほしいなと思っていたところに、この事業の広告が目に留まりました。
求人サイトに応募するのは少しハードルが高いと感じていましたが、福岡県の事業という安心感もあり、内容を見たときに「お母さん向けの内容で、オンライン講座なら家で子どもを見ながら受講できる」と思い、応募を決めました。

☆復習はどんなことを重点的に行いましたか?
Fさん:
リアルタイムの講座では先生の話についていくのが難しく、復習しながら「なぜここでつまずくのか」を考え、わからないところを克服していきました。
復習はとても大事だと思います。
☆復習時間はどうやってやりくりしましたか?

Fさん:
正直、時間の確保はなかなか難しかったです。
途中でテストがあったので、それに向けて気合を入れて(笑)、頑張ろうという気持ちで取り組みました!
☆そういった状況でも最後までやりきることができたのはなぜだと思いますか?
Fさん:
テストを通して少しずつ理解が定着していることが実感できたこと、そして「こういうことができると便利だな」と思えたことが大きかったです。
☆「女性と企業の交流会」に参加してみて、どうでしたか?
Fさん:
交流会はとても緊張して、最初は心臓がバクバクでした。
でも何度か経験するうちに、少しずつ自己PRも上手くできるようになったと思います。
参加前の書類作成も苦労の連続で、一人で完成させるのはとてもハードルが高かったです。
セミナーで自分自身を深掘りしたことが役立ち、キャリアコーチにもたくさん助けていただきました。

☆交流会を振り返って、「こうすれば良かった」と思うことはありますか?
Fさん:
当時は自信がなかったので…。過去にやってきたこと、これからやれること、やりたいことを、企業の方にもう少し具体的にアピールして伝えられたら良かったなと思います。
でも、あの時の自分にできることは全部出し切ったと思っています!
☆その頑張りが、今のお仕事につながったのですね。
Fさん:
そうなんです。去年の今頃はまだ受講中でした。今こうして仕事をしていることが信じられません。
この事業を選んで本当に良かったと思います。一人ではできなかったので。
☆採用にあたってトライアル就労を活用されましたが、いかがでしたか?
Fさん:
私も企業の方も「お試し」という感覚だったので、気持ち的にとても入りやすかったです。
☆現在のお仕事の内容を教えてください。
Fさん:
週4日、9時から15時のパート勤務です。
基本的には事務のお仕事で、一部総務の業務も担当しています。
県外の部署の方と連携を取りながら業務をサポートし、少しずつ仕事を覚えているところです。

☆現在のお仕事で、学んだことは生かせていますか?
Fさん:
ようやく業務に慣れてきたところですが、「あっ、ここはあれが使えると便利だな」と思う場面がいくつかあり、少しずつ取り入れています。
時短勤務なので「効率化」はとても重要視しています。
☆リモートワークはありますか?
Fさん:
完全出社スタイルです。最初は在宅勤務を希望していましたが、外に出てみると気分転換にもなり、家族にも優しくなれます(笑)。
意外だったのは子どもたちの変化です。「お母さんが頑張っているから、自分たちも頑張る」と言ってくれて、学校生活も問題なく過ごしています。
☆お子様の成長も頼もしいですね。ブランクも長かった分、生活スタイルの確立は大変だったと思います。

Fさん:
今は「おはよう」から「おやすみ」までフル活動です!
子どもの習い事、宿題、寝るまでのお世話をしていると、平日はあっという間。
週1回の仕事がない日に授業参観などの行事を済ませています。
職場の方も退社時間になると協力して送り出してくださり、とてもありがたいです。
その忙しさのおかげで、毎日よく眠れています!(笑)
☆今後のキャリアについて、どんなふうに考えていますか?
Fさん:
キャリアアップを目指していきたいです。今は週4日パートで働いていますが、子どもに手がかからなくなったら、もう少し勤務時間を延ばして働きたいと思っています。
☆受講前と今で、ご自身の変化に気づいたことはありますか?
Fさん:
自分ではあまり気づいてないんですけど、もしかしたら「働く女性の顔」になってるかも?
少しずつ自信がついてきたんだと思います。
☆本当にそう思います。今日訪問した時に、Fさんが出てきてくれた瞬間、とても素敵な方だと思いました。安定感もあり、もう何年もここで働いていらっしゃるような、そんな印象です。良い企業と巡り合えて良かったですね。最後に今期の受講生へ、メッセージをお願いします。
Fさん:
交流会を通じて、さまざまな働き方を提案してくださる企業の方との素敵な出会いがありました。
自分一人の活動では、今の働き方を見つけることはできなかったと改めて感じています。
受講することを選んだ小さな一歩が、きっと新しい道へとつながっていくはずです。
「自分がどう働きたいか」をできるだけ具体的にイメージして、無理のない働き方ができるよう、心より応援しています。
いかがでしたか?ブランクがあっても、学び直しと出会いを通じて、自分らしい働き方を見つけることができる——そんな希望を感じさせてくれるインタビューでした。
一歩ずつでも前に進めば、必ず道は開けていきます。
自分のペースで、自分らしい未来を描いていってください。
事務局も令和7年度の受講生の挑戦を心から応援しています。